麻しんは感染すると発熱や咳、鼻水など風邪のような症状がでます。2~3日後に39℃以上の高熱と発疹が現れます。
麻しんの予防は特効薬がないため、ワクチン接種が重要です。国内では麻しん含有ワクチンの「麻しん風しん混合ワクチン
(MRワクチン)」を、1歳以上2歳未満で1回目、小学校入学前の5歳以上7歳未満で2回目を接種することになっています。
麻しん単独ワクチン、MRワクチンはすべて生ワクチンのため、妊娠している女性は接種できません。また、接種後2ヶ月程度
はお腹の赤ちゃんへの影響を避けるために避妊が必要です。麻しん含有ワクチンはニワトリの卵そのものではなく胚細胞を
用いて製造しているので、卵アレルギーによるアレルギー反応はほとんどないとされています。
国内で麻しん感染者が確認されたこともあって麻しん含有ワクチンの入荷がスムースではないところがあります。
お問い合わせいただき、その時点でワクチンが確保できれば接種可能です。