生殖医療は「一般不妊治療」と「高度生殖医療」に分けられます。一般不妊治療は人工授精までの基本的な
治療です。月経周期や排卵、精子の状態、卵管の状態、基礎体温等々基本的な診断と治療を行っていきます。
残念ながらここまでの治療で妊娠に至らなかった場合は、高度生殖医療へとステップアップしていきます。
そうです「体外受精」です。人工授精の妊娠率が頑張っても10%に届かない状態ですが、体外受精では3割
近くの妊娠率になります。このことからも人工授精(AIH)を延々と繰り返すより、数回でステップアップ
したほうが効率が良くなるかもしれません。
不妊治療に入ろうとしている皆さん、人工授精は〇回までと決めて、不妊治療に挑むと、もしかしたら効率
良く授かるかも・・・と胚培養士は考えています。